こんにちは。こーじです。
今日は、2年前の正月に、実家の両親に
私がお年玉を渡したときのエピソードです(*^_^*)
【両親の紹介】
父は要介護4。現在82歳。
令和2年5月から今も入院中です。
喫煙家だったこともあり肺が悪く、足腰も弱っています。
コロナの影響もあって、面会が制限されてます。
2年前は母と共に実家で生活していました(*^_^*)
母は要介護1。現在77歳
数年前から認知症があり、
数分前のことも分からなくなったり、
物をどこかに置くと、それを忘れてしまうことが
よくあります。
【今から2年前の正月】
当時、父は実家で生活してました(*^_^*)
母はもともと実家での生活です。
日にちは忘れてしまいましたが、正月に
私から両親に僅かばかりのお年玉を渡したんです。
美味しい物でも買って食べてもらえたらと思って。
さりげなく渡したら、
両親とも喜んでもらえました(*^_^*)
すると、母が父に向かって言いました
母 お年玉をなくしたらいけないので、
私が預かっておくよ。
父 分かった。
父はそう頷くと、持っていたお年玉袋を
母に渡しました。
母は、父と母の2人分のお年玉を丁寧に、
引き出しに入れました。
しかし、思えばこの行為が、後々に父と母の
論争を呼ぶことに。(>_<)
【それから数日後】
2年前、私は仕事していたので(今は退職)
週末になって実家に来たときのこと、
両親が何やら揉めています。
父 わしのお年玉はどこにあるんか?
母 お年玉なんて貰ってないし知らない。
この繰り返しでした(*^_^*)
私が渡した両親へのお年玉を、母が預かったことを
父は覚えていました。
しかし、母はお年玉をもらったことも
父のお年玉も預かって引き出しに入れたことも
記憶から消えていたのでした。
この時には母の認知症も少しずつ進んできていました。
実家に同居している私の弟が、状況を見て
お年玉の入っている引き出しを指差し、母を誘導しました。
すると、当然ながら引き出しから2人分のお年玉が出てきます。
母は、お年玉をもらったことが分からなくなっていて、
そのときに貰ったのだと思ったようです。
父は、そんな母を見て半分呆れていた様子でした。(*^_^*)
私は、今一度母に向かって、
このお年玉は2人(父母)に渡したんだよ
美味しい物を買って食べてね。
そして、お年玉を入れていた引き出しに
再び戻しました。
【さらに1週間後】
また、両親が同じように揉めていました。
私の弟に話を聞くと、
実は毎日、父と母は同じ話になり、その度に
揉める形になっていたのでした。(*^_^*)
弟が間に入って何度も状況を話してくれていたのですが
母はその都度、分からなくなっているようで、
父は残念そうな顔になっていました。
あららら。。。
私が渡したお年玉が原因?になって、
毎日揉めてしまったんだと。。
親切心の逆効果になっていたのかな。。。
どうしようかと、私の弟と話していたところ、
1つのアイデアが浮かびました。
それは、母が預かったお年玉を銀行に入れることを
話してみようということになりました。
早速、弟が母に向かって
弟 そのお年玉、なくしたらいけないから、
銀行にあずけたほうが良いんじゃない?
母 うん。銀行のほうが良いねぇ
父 それが良いわ。
実際には銀行に預けずに、私の弟に預けて
実家の生活費の中で使ってもらうことにしました。
とりあえず両親とも納得してもらえたようで
話は丸く収まった形・・・だったのかな(*^_^*)
【そして、現在】
その後も両親は仲が良いのか悪いのか、
いろんな事でよく揉めてしまいました。
そんな父は、令和2年5月から入院してしまい、
実家の母は一人です。
母の認知症は今でも少しずつ進んでいます。
認知症疾患医療センターに通い、
服薬しながら生活しています。
父は回復傾向にありますが、年齢的に厳しく、
退院の見込みは難しい状況です。
両親が2人で一つ下の屋根で暮らせることが
1番良いのですが、それも難しくなっています。
あれから、正月が来るたびに
父と母が揉めていたことを思い出し、
懐かしく感じる日々です。
私は今、両親にしてあげることは何だろうかと
考えてばかりの日々です。(*^_^*)
家族のつながりは大事にしていきたいです。
おしまい
--------------------
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
こーじ
読者登録お願いします(*^_^*)
こーじ&ふーじ