こんにちは。こーじです。
私の息子ふーじは現在19歳です。
重度知的障害があり言葉を話すことはできません。
私はふーじを車に乗せて、よく近所ドライブに
出かけます。
生活品の買い物や、気分転換など
ほぼ毎日出かけます(*^_^*)
ふーじは日頃から愛用品があって、
ドライブの時はこれらを持って行きます。
きっと落ちつくんだと思います(*^_^*)
ふーじの愛用品についてはこちらです。
最近海までドライブしたお話はこちらです。
先日、車を運転中、ふーじのある小さな行動に
驚きと感激がありました。
今日はそのお話です (*^_^*)
車の免許を持っている皆さんは、自動車教習所で
こう教えてもらったのではないでしょうか。
ハンドルの持ち方は10時10分
私は18歳の時に運転免許を取りましたが
この言葉はよく覚えてます。
最近の自動車教習所では、
ハンドルの持ち方は9時15分
というように変わっているようです。
昔に比べてハンドルの形が変わったことや、
安全性などを考慮して変わったみたいです。
安全運転のために、ハンドルは両手で持つ
ということに変わりないですね。
このハンドルの持ち方をホームポジションと
呼んだりします。
私はマニュアル車の運転免許を持っています。
今の車(コルト)はオートマ車で、
チェンジレバーはコラムシフトといって、
ハンドルの左側にあります。
車を運転していて、信号機🚦で止まったときや
下り坂を走るときには、チェンジレバーを
操作します。
D → P や D → 2 などです。
私は左手をこのように持ちます。
チェンジレバー操作後、私の癖で
左手をそのままチェンジレバーに添えたままに
することがよくあります。(*^_^*)
すると、助手席に乗っているふーじが
すかさず私の左手をつかんで、
ハンドルのホームポジションのところに
戻すように誘導するのです。(*^_^*)
いわゆる 9時15分の位置です。
これには驚きました。(*^_^*)
しかも、私が同じようにする度に、
同じように戻すように誘導します。
昔、私が自動車教習所に通っていた頃、
指導員から
チェンジレバー操作したら、
持ったままにしないで
と、よく言われていました(*^_^*)
その頃から私の癖があったんですね。
ふーじは車というものを理解してますが、
もちろん、運転方法は分かっていません。
しかし、ふーじの行動はまるで指導員のように
思えました。
安全運転のために私の手を取ってくれたわけでは
ないと思うのですが、
さりげない偶然な行動に感激しました。(*^_^*)
ふーじは、私が運転している姿を見て、
私がいつもと違うことをしていたのを
見つけてくれのかなと思いました(*^_^*)
よく見てくれていたんですね。
私はその時に、自動車教習所の頃を思い出して、
改めてハンドルを持ちます(*^_^*)
ふーじとのドライブで、私はふーじに
いろいろと語りかけます。
空見て、きれいだよ
今日は道が混むねぇ
今日はどこ行くかね? など
私の問いかけにふーじは言葉ではなく、
笑顔だったり、うなづいたり、頭を傾けたり、
仕草で答えを表現してくれます。
『あー』と言うときもあります。
時として、親子のコミュニケーションは
言葉の壁を越えますね。(*^_^*)
将来、ふーじが障害者施設に入所したら
親子でドライブということは減ってくると
思います。
今こうやって一緒に居られることが
私にとっても、ふーじにとっても
嬉しいことなのかなと改めて気づきました。
親子で過ごす時間って大事ですね。
(*^_^*)
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今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
こーじ
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こーじ&ふーじ